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  1. 神石高原町議会 2006-12-21
    12月21日-05号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    平成18年第 9回12月定例会       平成18年第9回神石高原町議会定例議会会議録(第5号)1. 招集年月日 平成18年12月21日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 12月21日 午前10時00分宣告(第5日)1. 応招 議員  1番 小 川 清 治         2番 久保田 龍 泉          3番 寄 定 秀 幸         4番 丸 山 達 夫          5番 豊 田 耕 三         6番 赤 木 健 二          7番 佐 伯 卓 師         8番 木野山 孝 志          9番 松 本 彰 夫        10番 村 上 克 朗         11番 瀬 尾 征 爾        12番 小 林   貢         13番 片 山 元八郎        14番 渡 邊 俊 徳         15番 小 坂 大 輔        16番 矢田貝 克 治         17番 藤 田 晃 己        18番 岡 崎   奠1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      牧 野 雄 光     助役      上 山   実   教育長     佐 竹 秀 朗     総務課長    垰 本 昌 則   企画課長    平 井 卓 志     住民課長    前 原 孝 史   福祉課長    西 本 伸 廣     保健課長    馬屋原 康 弘   環境衛生課長  加 村 功 史     産業課長    福 島 道 正   建設課長    橋 本 龍 之     出納室長    竹 中 英 次   学校教育課長  宗 田 秀 信     生涯学習課長  近 藤 秀 夫1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    福 場 卓 郎     書記      川 上 広 恵1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前10時00分 開議 ○議長(岡崎) 改めましておはようございます。 全員出席でございます。定足数に達しております。 ただいまより平成18年第9回神石高原町議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。(説明員を報告) 写真撮影を寄定、松本両議員に許可します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第1、議案第139号平成18年度神石高原一般会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) おはようございます。 それでは、議案第139号案件の提案理由を申し上げます。 平成18年度神石高原一般会計補正予算(第6号)の内容は、次のとおりです。 補正予算額3億6,331万2千円、補正後予算現計110億739万2千円。 12月補正です。議会費、補正予算額75万8千円、補正後予算現計9,135万6千円。議会事務局経費75万8千円を追加補正をしております。 続いて、総務費です。補正予算額1,360万1千円、補正後予算現計13億3,928万2千円。一般管理経費859万3千円を減額補正し、文書広報管理経費215万6千円、行政放送施設管理運営経費31万7千円、財政管理経費4千円、庁舎管理経費1万6千円、公用車管理経費21万9千円、行政財産管理経費75万円、活性化情報センター経費84万円、コミュニティー施設等管理経費40万円、自治宝くじ助成事業440万円、魅力ある商店街づくり事業8千円、生活交通機関確保事業1,297万4千円、過誤納返還経費7千円、税務総務経費5万4千円、住民基本台帳ネットワーク等運営経費2万円、事業所等統計調査経費2万9千円を追加補正しています。 続いて、民生費でございます。補正予算額1,350万2千円、補正後予算現計17億3,814万6千円。国民健康保険特別会計繰出経費224万2千円、小規模通所授産施設運営事業150万円、障害者地域生活支援事業235万円、障害者障害程度区分認定事業77万円、敬老会開催経費83万1千円、児童手当特例給付事業69万円を減額補正し、社会福祉総務経費36万円、福祉医療経費1,050万円、社会福祉費過年度国庫等返還経費257万3千円、高齢者福祉施設管理経費33万7千円、障害者支援費事業24万円、障害者介護給付訓練給付事業5万円、障害者補装具給付事業314万5千円、広島県後期高齢者医療広域連合経費87万1千円、介護保険特別会計繰出経費47万円、放課後児童施設等施設管理運営経費6万3千円、児童手当給付事業56万5千円、児童手当小学校修了特例給付事業145万円、職員人件費20万4千円、生活保護総務費105万7千円を追加補正をしてございます。 続いて、衛生費です。補正予算額減の7,827万円、補正後予算現計8億9,883万6千円。簡易水道事業特別会計繰出経費8,348万4千円、農業集落排水事業特別会計繰出経費80万円を減額補正し、職員人件費3万4千円、県立神石三和病院対策協議会経費27万8千円、予防接種事業545万円、やすらぎ苑施設経費25万2千円を追加補正をしてございます。 続いて、農林水産費でございます。補正予算額減の1,912万9千円、補正後予算現計12億8,299万円。小規模崩壊地復旧事業3,067万円を減額補正し、職員人件費9万7千円、中山間地域等直接支払事業693万円、共進会経費12万5千円、土地改良補助金交付事業367万円、県営中山間地域総合整備事業7万5千円、水路保全林整備事業64万6千円を追加補正をしてございます。 続いて、土木費です。補正予算額0円、補正後予算現計6億904万1千円。緊急地方道路整備事業事業確定に伴い、節予算を組み替えます。 続いて、消防費でございます。補正予算額3,221万8千円、補正後予算現計4億8,389万8千円。非常備消防一般管理経費721万8千円、消防施設整備事業2,500万円を追加補正をしてございます。 続いて、教育費です。補正予算額減の35万円、補正後予算現計6億5,957万1千円。職員管理経費142万円、中学校寄宿舎管理経費80万円を減額補正し、事務局経費25万円、中学校給食施設管理運営経費90万円、保健体育施設管理運営経費44万円、その他体育施設管理運営経費28万円を追加補正をしてございます。 続いて、災害復旧費です。補正予算額減の1億2,146万8千円、補正後予算現計2億1,116万9千円。農地及び農業用施設災害復旧事業1億50万円、道路橋梁災害復旧事業2,096万8千円を減額補正をしてございます。 続いて、公債費でございます。補正予算額5億2,245万円、補正後予算現計31億8,703万円。長期債元金繰上償還経費5億23万1千円、長期債利子繰上償還経費221万9千円を追加補正をしてございます。これらの補正財源は、分担金及び負担金412万円、国庫支出金1,002万8千円、県支出金6,977万4千円を減額補正し、繰入金1,091万円、繰越金2,299万4千円、諸収入1,343万円、町債3億9,990万円を追加補正をしてございます。 詳細につきましては、総務課長より説明をいたします。よろしくお願いをいたします。 ◎総務課長(垰本) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 一般会計の説明が終わりましたが、ここで休憩といたします。 再開は11時5分。(午前10時53分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午前11時05分) 一般会計補正予算案についての質疑を求めます。 ◆13番(片山) 2点、お伺いをいたします。 まず、第1点目ですが、19ページ、補正予算書の19ページの庁舎管理経費街路灯役場分1万6千円ということで、私がお聞きしたいのは、今年度中すなわち平成19年3月31日までにこの街路灯、小畠の町並みの古い街路灯が撤去されて新しくされるということができるのかどうかと、今年度中に。それが1つ。 それから、2つ目ですが、23ページ、先ほどの総務課長の説明で私よくわからなかったんですが、先般来、町長のお話を承っておりますと、集中と選択に加えて今度は信頼ということを言われるようになったわけなんですが、それと関連して23ページの障害者支援事業の中で小規模通所授産施設運営事業、これ150万円の減額、それから29、障害者地域生活支援事業は235万円と、中身を見ると補助金とかそれから業務委託料なんですが、本議会の後半で障害者自立支援法抜本的改正を求める意見書も提出されるようになっておりますけれどもが、私が聞きたいのはその障害者自立支援法、これが制定されて今年度から施行されておるわけなんですが、この法律が制定されたことによって、こういうふうな減額になったんかどうか。これは非常な悪法であるということも聞いたことはあるわけなんですが、その辺のこと関連があるんかどうかと。ちょっと私よくわからなかったんですよ、この減額されたのが。そういう法律との関連があるかどうか、悪法であるかどうかという、その2点をお伺いをいたします。 以上。 ◎企画課長(平井) 片山議員お尋ね小畠地域の商店街の街路灯でございます。これにつきましては6月補正でお願いをしておりますが、平成18年度魅力ある商店街助成事業ということで自治宝くじをいただいてやるものでございます。予定では45基を予定いたしておりまして、現在コンサルタントの方と契約をいたしまして、街路灯の設計あるいは基礎設計というものを現在行っております。予定では、来年の3月末までには45基全部を完了したいというふうに思っております。 以上でございます。 ◎福祉課長(西本) 先ほどお尋ねの2件についてお答えをいたします。 まず、補正予算書の23ページの小規模通所授産施設運営事業ということでございまして、150万円の減額を行っておりますが、これは17年度は1,050万円ということでの3施設ということでございましたけど、予算編成がもちろん早かったもんですから、1千万円に18年度変更になっております。その部分の1施設50万円の減額の3施設という金額でございます。 それと、障害者地域生活支援事業の235万円の減額でございますけど、これにつきましては委託料の270万円の減額が主なものでございます。これにつきましては、本来年度当初は委託料で組んでおりましたが、本来その次の扶助費の方に行くということで、この予算の費目間違いによりまして移動するものでございます。そういうことで、扶助費の方は30万円の増額というふうな金額になっておりますけど、これにつきましては270万円の増額もこの金額に入っております。そして、その他の扶助費なんですが、補装具費給付事業の240万円がございましたが、これが細目間違いということで240万円が移動しておりますので、差し引き30万円の増額というふうになっておるものでございます。 以上です。 ◆13番(片山) 第1点目の街路灯の件なんですが、19年3月31日までには撤去、それから今度新設といいますか取りかえが終わるというご説明いただいたんですが、これから積雪期に入りますので、もう非常に腐食をして現在のものがいつ倒壊するかわからないという状況ですので、コンサルとのこともあるんでしょうができるだけ早く、予算化されておることなのでやっていただきたいということをお願いします。 それから、第2点目は西本課長さんの説明ではそもそも中身がよくわからないんですが、要するにこれはもしこの障害者自立支援法が悪法であるとするならば、その影響でこういうふうになったんではないということなんですか。その点の回答がなかったんで、私聞きたいのは、予算のやりくりっていう中身はわかりません。ただ、その法律によって障害を持っておられる方々が不利益をこうむっておられることで、こういうふうになったんかどうかということだけをお伺いしたいんですよ。 以上、もう一回お願いします。 ◎福祉課長(西本) 失礼をいたしました。今、説明をいたしました2つでございますけど、1つ目の小規模通所授産施設運営事業の金額でございますが、これは法改正により50万円の減額ということでございます。あとの障害者地域生活支援事業につきましては、これは費目間違いということでございます。 以上でございます。 ◆13番(片山) 今の説明でわかりました。だから、要するに小規模通所授産施設運営事業というのは、これは法の改正によって影響を受けたということですね。だから、これはある一面だけから見れば、障害者自立支援法は悪法であるということに三段論法でいくと結論づけられるということになろうかと思います。 私の質問は以上です。終わり。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆12番(小林) 3点についてお伺いをしたいと思います。 1点目は、21ページに生活交通機関確保事業ございます。340万円の補正が提案されております。これは、アンケートをとったりした要望にもこたえるし、いろいろ事情説明今までできております。その中でこういうふうな措置をとられとるわけですが、11月1日から実行されておるわけです。その後の状態はいかがなものか、お伺いをします。 それと、もう一点は25ページに県立神石三和病院対策協議会経費として、後に4会合を持ちたいということで委員報酬として27万8千円を計上してございます。この委員会ですが、県がこの状態で移管を強行、強行といいますか、そういうふうにとりたいですが、最終的にどこまでこの委員会で結論が出るのか、そのあたりの目標というものか、その辺をお伺いします。 もう一点は、同じく25ページのやすらぎ苑の施設の修繕経費でございます。これは、1枚が25万2千円ということでございます。さきの決算議会、決算認定の節にも話がいろいろ出ておりました随意契約とかというふうなこともございます。これは、どういうふうな決定のしようか、あるいは業者とどのようなかかわりでこの数字が出たのか。これは適正かどうかというのは私らには判断がつかないわけですから、そのあたりの説明をいただきたいと思います。 ◎企画課長(平井) それでは、先ほどの小林議員の1番目のおでかけタクシーについてのご質問でございますが、先ほどございましたように、おでかけタクシーの試行運行を現在やっておりますが、3カ月ごとに見直すということで6月からやっております。その中で、住民のニーズ、アンケート調査等に基づきまして、大きく1、2、3点ほど要望がございました。まず、第1点目の要望とすれば町外へ出てほしいということ。2点目は、毎日運行してほしいといいますか、今現在、月水金、火木土というふうになっておったわけで、それを月曜日から土曜日まで毎日運行してほしいと。それから、3点目が予約の受け付け時間を延長してほしいという、この3つが突出して要望があったわけでございます。このうち、2番目、3番目について順次改正をして行っております。1つ目は、まず月水金、火木土という神石、油木、それから三和、豊松という組み合わせを全廃しまして、全町的に取り扱うということを11月1日から行っております。さらには、予約の受け付け時間につきましては3日前から前日までの3日間の正午、午後0時から3時までの3時間としておりましたが、これを、3日間は変わりませんけども午前10時から午後3時までの5時間というふうに時間延長をいたしております。これは10月から実施をしておるとこでございます。 さらには、そういったことで11月までの利用状況について手元にございますので、その辺のご説明を若干しておきたいというふうに思います。ただ、これもまだ1カ月しか経過しておらんということで直ちにこれが伸びていくというふうには言えないと思いますが、その辺をご了解いただいた上でご報告申し上げておきますと、6月から11月までの、まず登録者でございますけども、平均として3.2%毎月伸びております。6月当初1,353人でございましたが、これが11月時点で1,577人というふうに伸びております。それから、利用者でございますけども、これも6月から11月まで月々追っていきますと、三和地区につきましてはマイナスの4.5%という非常に落ち込んだ時期がございますのでこれが影響いたしておりますが、全体的には平均として5.9%という毎月の増加になっておるということでございます。特徴的なとこを申し上げますと、神石地区におきましては実に17.7%の伸びを示してるということであります。特に、10月、11月によりますと、実利用で20名がふえているというふうな特徴的なものが見えております。また、延べの利用者で申し上げますと、6月から11月まで平均して4.8%伸びておると。三和地区につきましては、マイナスの6.3%。この中でも、同じように神石地区につきましては17.3%の伸びを示してるということが出ております。結論から申し上げますと、10月から、特に11月でございますけども、利用者の実人数でいきますと37名ふえております。約8%強のものがふえておると。それから、延べでまいりますと、10月の761人だった使用が807人ということで46名、これも約6%ぐらいな伸びを示しておるということであります。これが、11月になって全地区といいますか、地域割りをしなくなったことでの動きではなかろうかというふうに思っております。 それからもう一つ、曜日指定をしておりました関係上、その曜日を取っ払ったということで水曜日がちょっと伸びてきております。水曜日の利用というのが16%ぐらい伸びております。そういったことが特徴的なことじゃなかろうかと思っております。これは、県立神石三和病院の受診との関係があるんではなかろうかというふうに分析をいたしております。今後、降雪期に、あるいは積雪期に入ってまいりますので、このあたりで運行時間等変更、あるいは運行できない場合もあるということが出てまいりますが、確実に利用者の方は伸びておるというふうに私どもは思っております。さらには、登録というのがこれから冬場につけてさらに出てくるんではなかろうかということでおります。 それからもう一点、先般も町長申しておりましたが、障害のある方の利用が非常にしにくいというようなことで、現在よくなっておりますのが車いすを載せることができる車両を1台持っております。これは三和交通さんがお持ちでございます。要請がありますと、この車いすが使える車を今現在出しておると。月の利用が大体十七、八件ぐらいあるそうでございます。ちなみに利用されてる方は大体固定しているということでありまして、今後さらに障害者の方についてはこういった車両なりで、乗り合いという主たる目的がございますけども、この部分についてはあえて外して利用を促す必要があるんではなかろうかというふうにも考えております。 以上でございます。 ◎助役(上山) それでは、2点目の質問に私の方から答弁をしたいと思いますが、病院の協議会でございますが、これ4回組んでございます。今まで2回やって1回視察ということでやってますが、質問の内容は協議会はどこまで結論を出すのかということでございましたが、どこまで出すというのはまだ協議会の中でここまで出そうという議論はしてございませんが、想定をされるという部分でお話をさせていただきますと、あと4回の中で本当に結論を出さないといけないという状況はあるんですが、その中では、今回新大江病院奈良病院というとこに視察に行きました。その報告は多分受けておられると思いますが、そういう中で、新大江病院につきましては町立病院を立ち上げて新たに医療法人という部分を立ち上げて民営化にして、そこで町は5億円しか銭を出さずに、それはプールしといて黒字経営を今してるという病院でございました。もう一つは、地域医療振興協会、そこのシミュレーションをした協会ですが、そこが市立奈良病院というのを公設民営で経営してますが、そこにつきましては、例えば交付税歳入が1億何ぼ入ると言いましたがそれも全部出して、赤字になったら赤字も市が補てんをするという格好の中で経営をしている病院がございます。いずれも公設民営ということで非常に対応もいいし、サービスもいいということでお客がふえてるようでしたが、そういう状況を例えばするにしても、そういう2つの争点が1つはできると思う。 それか、それを出すにも、今回行ってみて思ったんですが、じゃあ財政的支援はどこまでできるのかということがネックになると思います。そういう意味では、町はそういう財政的なゆとりはないということで、今私が考えてますのは県の方へ出向いて、まず財政的支援はどうなのか、それからあと問題になるのが医師と看護師の確保ということがございます。大きくはそうでございます。そこら辺がどこまで県として責任を持ってできるのかということはある程度詰めて、それを持って協議会の方にも報告をしていこうと思いますし、協議会の中でもその県に対する要望をどう上げようかというのを次回の、1月11日にありますが次回にそのテーマをまずやろうと。それを受けて町がやれるのかやれないのかということで、財源的確保はある程度できたら、例えば新大江病院でいうように新しく医療法人を設けて、町はこんだけ出すからあとはもうやってくださいというようなやり方でできれば一番いいがなと思ってますが、そこら辺は県との条件闘争といいますか、それがございますので、それを踏まえて結論を出そうという状況が今の状況でございまして、いずれにしても20年4月ということが今言われてますから、延びれば一番いいんですが延びなかったら、もしやろうというような話になったら、経営改革委員会のようなものを設けて、新年度から。病院室を設けて、それに対して取り組んでいくという方向を出さざるを得ないのかなという、今の状況では思っておるというところでございます。 以上です。 ◎環境衛生課長(加村) 私の方から、やすらぎ苑施設経費施設修繕料のお尋ねでございますが、お答えしたいと思います。 価格が適正であるかどうかということのご質問でございますが、施工業者の方から見積書を徴取いたしまして、フロートガラスというものでございますが、大きさが2.43と高さが2.1なので5.3平米ございます。それで厚さ9ミリでございますので、いわゆる特殊なガラスでございますが、これの撤去処理代と、それから大きい、大板ガラスと言うんですが、この施工費、それからシーリング、それから諸経費等々でございまして、通常のガラス施工ということにはいかないと思いますので、この価格については適正であるというふうに思っておりますが、施行につきましても施工業者との随意契約ということで施行してまいりたいというふうに思ってます。よろしくお願いいたします。
    ◆12番(小林) おでかけタクシーのことでございますが、いろいろ要望にこたえることとして今の2点は改善してみたということでございますが、これはおおむね本運行にやれるという感覚なんでしょうか。今おっしゃるように1カ月のデータしかないようですので、将来的に来年の4月から本運行となるわけですが、その時点でこれは定着すべきと判断をされとるのか、どのように思われとるか。 もう一点は、ほかにもいろいろ問題も出るでしょうが、まだ本運行までに見直しも考えておると。もう一点、町外へという要望がアンケートの中で出とるようです。このことについては慎重に検討していただきたい。本運行といったら、4月といいましてももう12月も終わるわけですから、そこらあたりの方向も出なきゃならん、構想も生まれてこにゃあならん時期ではないかと思います。町外へ誘導するというのは、これは本当に慎重にしていただきたい。この町外といいましても、業者の話もちょこちょこ聞きますけど、三和地帯あるいは油木から福山の方へとかというふうな要望もあるようですが、基本的には新坂、小野が東城圏内ということでの要望が強いんかなというふうな気がします。この扱いについては、町外へ誘導するというのはしっかりとご協議いただかないと、そのあたりの話も具体的には聞いておりませんが、今までの検討段階では。町長のお考えもあろうかと思いますが、きょう町長のお考えは聞かないつもりであります。それ聞かないので、そこらあたりの判断を適切な判断をしてもらいたい。やはり町内業者を利用するのに町外へ誘導するというのは大きな考える点ではないかと、このように思います。 それから、三和病院の件ですが、今いろいろと資料集めといいますかご検討のようです。県の方針が移管は方向転換をできないということは前提ですから、想定ですから、これは完全に受けざるを得ないという気持ちでの対策委員会だというふうに理解しております。最終的には20年からというのは出ておりますが、時期が延びればと言われましても、これなかなか難しいことではないかと。ですから、検討されるにしても、かなり4回の会合で方向づけができるのかなというふうな気もいたします。町民の方の意向も、どういうふうになりょうるんかなというのは、そこそこでお聞きします。結果的に、理事者も議会もいろいろ検討いたしましたが結論は最終的には出てないと、さらに委員会を立ち上げてご検討いただいておるということで、経過については十分には承知してないという話はしてあります。ということで、いずれにしても受けざり受けありき方向と理解せざるを得ないわけです。いろいろと町民の意向もございますが、町の財政的なそういうふうな県との折衝もあるわけです。慎重にお考えをいただきたいと。 それからもう一点の、やすらぎ苑の修理ですが、適正な価格というのはどういうところから判断をされとるのか。相見積もりとかというようなもんもあるのか。今までやっとったから、その業者の見積もりに即やったのか。先ほど申し上げましたように、先日の認定議会でその辺の論議も出たわけですから、その辺の判断はいかがですか。どのような契約で決められたか。適正だと思ったんですか。 ○議長(岡崎) 前2つの質問はもういいですか、答弁。            (小林議員「ああ、いつものとおりですか。伝えに行くんですか」の声あり) いやいや、一人の答弁でいいですか。前からいきますか。            (小林議員「いやいや、お願いします」の声あり) ◎企画課長(平井) おでかけタクシーの再度のご質問でございます。まず、現在6月からやっております試行の中で、19年度それが本運行できるかというご質問だと思いますが、基本的には現在の4台を今のようなやり方で運行していけば、いけるんではなかろうかというふうに思っております。ただ、これから先単価的な問題、あるいは利用者がどんどんふえることによっての台数をふやさにゃいけんという、そういう問題はあろうと思いますが、現在のままでいきますと、おおむねこれでいけるだろうというふうに判断をいたしております。見直しをするということになりますと、先ほど申し上げた点、さらには先般も出ておりました障害者の方に対する乗り合いというもんの配慮という、この部分についてプラスアルファのものを設けないと難しいんではなかろうか、乗り合いではなくって単独で、障害者の方には優しく運行する必要があるんではなかろうかということは考えてみる必要があると考えております。 それから、町外でございますけども、実は、再度申し上げますが今回アンケートとりました中で6割、正確には57.8%の方が町外へ出てほしいと断トツで申されてるわけです。2つ目は、毎日運行してほしいというのが44.9%、3つ目が予約時間を長くしてほしいというんが22.1%なんです。この断トツのものをどうするかということだと思うんです。その主なるものが病院への通院をされてるわけであります。そこで、実は私どももジレンマといいますか葛藤があるわけで、町外の病院へ行かれますと、県立神石三和病院どうするのという問題も出てくるかと思います。ただ、そのあたりのことが今後見えてくるとなれば、やはりそういった通院的なことができる交通便の確保をする必要があるんではなかろうかというふうには考えます。 そういったことを受けまして、私どももこの間ずっと運輸局の方とお話をさせていただいております。実は、運輸局の方でも地域の生活交通を考える、あるいはそのマニュアルをつくるというふうなことで、県内のそういった先進事例をやってるとこを集めて検討委員会を立ち上げました。ついせんだっても私も行っておりますし、3月までにあと2回会議をし、アンケートをとりながらそこら辺をやっていくということであります。私どもからすれば、運輸局の方の許可がいただけないと事業ができないということがあります。現在、そのあたりを要望を受ける中で、どうしたらできるんかということを運輸局の方とこの間交渉してきておりますし、この前の検討委員会でも、実際にアンケートをとった結果がそうなんだから、業者サイドに立つんではなくって住民の側に立って、本当に困ってるんだからそこを何とかできないかということをお願いをしましたけども、これはやはり到底塀の高い、はしごを何段にかけても渡れないというか飛び越えられないような高いハードルをかけております。 彼らが申しますのに、すべての業者の了解を取りつけてくださいと。そうすれば、どこまででもいいですよということを申します。これは、まず不可能な話だろうと思います。もう一つやる方法とすれば、事業者がみずからの営業としてやっていただくもんであるならば、これは可能だろうと思います。あともう一つやる方法とすれば、この法律を犯して、住民の皆さんの要望だから私どもは何が何でもやりますといってやってしまうかという、この3つのものから選ぶべきだろうと思っております。けさもその辺を内部でいろいろ話をして、やるとこまでやるかっていう話もしたんですが、これは私が判断をしたりとかするような問題じゃありませんので、そこら辺も踏まえていただきたいと。ですが、いずれにしても2ないしは3年ぐらいの先を考えたときには、町外へ出ていく方法というのも考える必要があるだろうと。業者の方にもそこらあたりは協力をしていただく中で、どちらもうまく進んでいける方法を模索しながらやってく必要は必至だろうというふうに思っております。具体的な答弁になってはいないというふうに思いますが、そういったことでご理解をいただければというふうに思います。 以上でございます。 ◎環境衛生課長(加村) 見積書でございますが、現段階では補正予算の見積書ということでこの金額については適正と思いますが、実際に契約に当たって、施行につきましては相見積もりとって契約をし執行いたすものでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆12番(小林) おでかけタクシーの件ですが、今町長の答弁は求めないと言いました。それだけ慎重にやってもらいたいと、ここでもう既に方向を出してもらうんじゃなくて、今おっしゃるように二、三年先には考えにゃならないだろうということですので、これは十分とご検討いただきたい。各種のかかわりが入ってくるというふうに思いますので、そこらあたりは慎重にお願いをしたい。こっちをこうすれば、こっちがこうなるというふうなことが関連してくると思うんです。ご検討いただきたいと思います。慎重にご検討いただきたいと思います。 それから、障害者用の車が待機させてあるようです。これの使用について、いろいろ課長も業者からもお聞きになっとると思うんですが、これも苦肉の策で、本当のことはわかりませんがおでかけタクシーが実行されたために、試行にしても実行されたためにその業者は廃業されたというふうなことも聞いておりますが、本当かうそかはわかりませんが、そのようなことでそういう施設も、必ずおでかけの担当する業者、あるいは一つのシステムの中にはそういう特殊な装備も必要だということで持っておられるんかなという気もします。ですから、普通の今の4台を契約したものとは若干ニュアンスが違うと思いますし、ご検討いただきたいと思います。 それから、やすらぎ苑の今の適正だということで相見積もりもとりましたというふうなことですが、その辺までの説明以上、聞いてはいけないんですかね。適正だと言われれば信頼せざるを得ないんですが。私もその相場が適当なかどうかというのはわかりませんが、今までやっとったんだからこの業者にとかというふうなことが、まだ私の気持ちの中に残っております。そういうことはありませんか。 ◎環境衛生課長(加村) 先ほども申し上げたんですが、執行に当たりましては、今は1社ですから予算組みですから。執行に当たりましては、相見積もりをとって契約して修繕をしてまいります。そういうふうに申し上げたわけでございます。よろしくお願いいたします。            (小林議員「ということは予算は出しておるが、ちょっと休憩」の声あり) ○議長(岡崎) 休憩。(午前11時41分) ○議長(岡崎) 再開。(午前11時43分) ◎企画課長(平井) 新年度実施するに際しましては、慎重に対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(岡崎) 質疑を受け付けます。 ◆14番(渡邊) 27ページの農地費の関係なんですが、この農地費の367万円という補正をされてるわけなんですが、この中には説明の中には暗渠、明渠等々という補助の関係からと、こういうご説明があったわけなんですが、当初予算の中から要望なり申請があったために補正を組まれておるわけで大変ありがたいことなんですが、今日までの、今補正予算組まなきゃならなかったという実況というのがわかりますか、状況というのが。とあわせて、短い時間でやりたいと思いますので一遍に申し上げます。もし、そういう状況の中で補正を組まなきゃならなかったということについちゃ大変ありがたいし、そういう申請をされたということに対しても、生産性の向上を求めるためにやられとるということで大変いいことなんですが、これは補助事業の中で、通年いつでもできる補助事業と、それから季節的に偏った補助事業というのがあるんですね。例えば、今の明渠にしても暗渠にしても、これ水田主体ということで私は考えとるんでそれとは違うかもわかりませんが、多少違うかもわかりませんが、大体収穫を終えてからの計画というのがほとんどなんですよ、明渠にしても暗渠にしても。それで、そういうときに、それじゃあ長年、申請された人はプロであるんですが、農業のプロだと思いますけれども、長年耕作した田んぼが、明渠にしなきゃならないか暗渠にしなきゃならないかというのはわかってるはずなんですが、今最近になっては非常に作業委託というのも随分出ております。したがって、預かってつくってあげるということもあって、これは明渠にした方がええよ、暗渠ぐらいでいいよという水田もかなりあろうかと思うんですが、そういう人のためにこの明渠、暗渠がプロでありながらわからないということで、収穫終了後にこのことの思いつきというんが出ると思うんです。 したがって、私があるとこで聞いた話だけを言いますが、これが事実かどうかはそちらの方で考えてもらやあええんですが、例えば12月の初めということで申請された。ところが、もうこれの関係の受け付けは済みましたよと、こういうお話があって、ちょっと受理していただけなかったという話を聞いたんです。それは定かではありませんが、恐らく担当の方でよくわかるかと思いますが。それと、11月の末までですよということで、申請された方も補正予算がつかなくちゃあ、これは今どうなるとかこうなるとかというのはわからないというお答えで、おかげでこのことについては本日の補正予算で恐らく通過するだろうという見込みだろうと思うんですが、申請者に対してはご回答されとるようでございます。そういうふうな状況の中で、今日までの予算の執行状況というたら大きいんですが、当初予算に対してどれだけどういうふうな要望があったのかというのがわかれば教えてもらいたいし、もう既に済んだわけなんですが17年度の決算においても、あるものについてはまだまだ予算執行が100%なってないにもかかわらず打ち切られて、18年度の予算へ繰り越されるというものもありますので、こういうものも十分、次年度の予算執行に対してもう反映してもらいたいと、こういうふうに思うんですが、ひとつ簡単で結構でございますんでお答え願いたいと思います。 ◎建設課長(橋本) 27ページの農地の関係で、土地改良補助金交付事業に係る370万円の内容でありますが、議員が質問されておりますようにこれは申請によりまして行っておりますが、私が工事を担当しとります生活道の舗装工事も締め切りか申し込みありまして、議員各位のご理解あって補正で追加も要望分をされてきました。また、先般には作業課関係の申請に係るものにつきましても補正で対応を行っておりまして、私どもこの基盤整備に係るものにつきましては要綱に基づきまして10月末で締め切りをいたしておりますが、非常に荒地とか、非常に生産意欲といいますか、これをこたえるためにもぜひとも補正をお願いしたいということで財政当局に要望いたしまして、このたび当初予算640万円に対して不足する部分367万円を、各地区の不足款での流用等も検討しておりますが不足するということで、暗渠については2,447メーター、それから明渠については2,952メーター、それぞれ20件、13件分の不足につきまして補正をお願いするものであります。 補助事業の取り扱いにつきましては、先般も各支所の担当者と、それから産業課を含めてそれぞれの補助事業の見直しということも委員さんからも指摘を受けておりますので、平成19年度に向けての打ち合わせをしておりますが、今後どのように対応していくかについては補助率等を含めて今来年度の予算に向けて検討しておりますが、議員が言われるように収穫終わってから暗渠事業、明渠事業等はそれぞれされますので、非常につかみにくいということもあります。それで、そのようなものについても受け付けがあってできる人とできない人というか、そういうふうなことがあっても困りますので、できるだけ早目に受け付けをして新年度予算に予算化していくというふうなことも将来検討する必要があるんじゃなかろうかということで、今検討をいたしております。本年度につきましては、申請のあった不足についてぜひとも補正をよろしくお願いしたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆14番(渡邊) わかりました。大体、今これを数字を上げてとやかく言う気持ちはございませんが、このまえ、実は小型合併槽の受け付け期限が何日までですというのを通知されました。大変私はいいことだなあと思ったんですが、これも実は広報にも受け付け期限が載っとったと思います。それで、ただ受け付け期限の広報で出しとるからこれでいいんだというんでなしに、より細かい行政のサービスといいますか住民サービスするということで、こういうことも、これに限らずひとつできたら住民への知らしめしというか、広報でも何でも結構なんでやっていただきたいなあという、これは私の単なる要望でございますが、ひとつよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(岡崎) いいですか、答弁。答弁いいね。            (渡邊議員「要りません」の声あり) 質疑を求めます。 ◆2番(久保田) 19ページの業務委託についてお伺いいたします。 19ページと31ページですか、また後、言います。まず、19ページの議事録センター業務委託をお伺いいたしますが、先般の一般質問で、職員が業務委託等々直営でした方がいいんじゃないかというような一般質問をいたしまして、その折に町長の答弁で、職員は今余剰ぎみであるということでその方向で検討したいというようなご答弁をいただきまして、新年度からいろいろと協議を検討されると思います。この議事録センターへまた補正予算が出ておりますけれども、この件は職員ですることはできないのか。それと、もしできないとしたら1ページが1,600円というのは高い。これ半値でできます。入札をされてあるかどうか、お伺いいたします。 それと、31ページの災害の委託料でございますが、これは減額補正ということでこれはこれでいいんですが、査定設計書、実施設計を組まれたと思うんですが、この中で直営で何件かされたという説明がございました。これは大変改善されて、同僚議員からも先般の補正予算でも指摘がありましたように、これを直営というてされとるということで改善をされたということ、大変いい傾向であるというふうに思います。これは、何件直営でされたのか、お伺いいたします。 ◎総務課長(垰本) 議事録センターへの委託が職員でできないかというご質問でございます。一般論としてお聞きいただければと思いますけれども、国会あたりも国会の答弁席の前に書記といいますか速記者がおって議事録をとっておるようでございますけれども、この方たちも定年までは置きますが、それ以降は置かないという方向だそうです、先般伺ったところによりますと。各市町の議会あたりも当初は書記というのがおってテープを起こして議事録をつくっておったようでございますけれども、大方の流れは議事録センターへ大半、多分直営でしようるところは臨時会あたりで小さいもんはしておるかもわかりませんが、ほとんど議事録センターへ委託しておると思っております。本町も、私が答えていいかどうかわかりませんが、恐らく随契で議事録センターへ委託しておると思います。 これとはまた、ちょっと余談になるんですけども、例えば例規集というのはぎょうせいとか第一法規とか新日本法規という決められた出版者が独占的に行っておりましたけれども、民間一般の業者がこの業界に参入して価格が崩壊しております。したがいまして、議員ご指摘の半額でできますというご指摘でございますけども、半額でできるかどうかはわかりませんけども、この業界へも革命といいますか競争が導入されて、方策によっては半額あるいはそれ以下の方法も考えられます。この議事録をつくるというのは、速記とかいろいろ特殊な技術も要りますし、流れとすれば安くて委託というのが一番適切かなというふうに考えております。これにという意味でなし、一般的にそういうんが各自治体の流れとあわせて回答とさせていただきます。よろしくお願いします。 ◎建設課長(橋本) 久保田議員のお尋ねの災害に係る設計でありますが、農地及び農業用施設の関係では84件中19件の実施設計を職員でやっております。それから、土木施設災害復旧工事については7件中3件の査定設計書、それから実施設計については7件すべて職員で設計をやっております。 以上です。 ◆2番(久保田) 議事録センターの件でございますが、今のところは今年度は随契出しておるというご答弁をいただきましたが、新年度からは入札でやってみてください。これ、価格は半分に落ちます。 それと、災害の件でございますが、農災につきましては84件中の19件と、土木災につきましては7件中3件ということで、これはできれば順次、もし来年度もこのようなことがありましたらできるだけ職員でやると、これも勉強になりますからね。そういう方向でやっていただきたいというふうに思います。 ◎総務課長(垰本) 議員ご指摘の方向で検討したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(岡崎) いいですか。答弁漏れはなかったですか。            (久保田議員「はい、いいです」の声あり) 質疑を求めます。 ◆9番(松本) 21ページでしたか、魅力あるまちづくり事業がございますが、これの事業へ組み入れられるのは無理かと思いますが関連になるかと思いますが、合併して2年になりますが、この小畠の町から信号でありますところに神石高原町役場入り口という看板が全くありません。2年もたって役場の入り口の看板がないのはどうかと思いますが、これはやはり多分県道ですから県がやるのだと思いますが、今までそのような申請ができてるのかどうか。やっているのに、申請しているのにできてないのか、そこらの経過も含めて今後の取り組みをお願いします。 それから、27ページの小規模治山がございますが、これは大変大きな災害が小野西山にしても犬瀬にしてもございますが、そういった中で3,067万円の減額になっていますが、これは単に国、県の補助金がつかなかっただけなのか、あるいは工法をもう少し慎重に検討するということで予算がついていないのか、そこらの経過をお知らせをいただきたいと思います。 それから、31ページの災害復旧が工事費が減額しておりますが、これは査定による工法の変更で変わったものか。課長の説明では入札残による減額という説明もありましたが、これはどちらが多いのか。公共土木にしますと84地区で9,700万円ですから、大体1,115万4千円ぐらいが平均すると金額が減っておりますし、農災の場合ですね。公共土木の場合は1件当たり280万円ぐらいの減額になっておりますが、少し査定額の工法の変更によると金額が大きいようにも感じますが、査定の結果なのかどうなのかという点をお知らせいただきたいと思います。 それから、生活確保事業で、小林議員の方からもございましたがおでかけタクシーで、これは業者の指導ということも含めてお聞きいただきたいと思うんですが、おでかけタクシーに加盟している事業所が新聞折り込みで、例えば福山へ買い物に出るのにおでかけタクシーを使えたら、ちょっと覚えてませんが5千円か6千円かで出れますよ。そして、福山の病院へ行くと何千円で行かれますよというのが、大々的にチラシが配布されています。このことは、やはり町内企業を町内での買い物を優先する、あるいは町内の病院を優先するという、このおでかけタクシーの本来の趣旨にも違反といいますか反しますし、それから町の方針としても町内での企業の育成という点でも余り好ましいことではないと思いますが、これはその業者が企業努力といいますか、自分で勝手にやったのとは思いますが、やはり若干のそういった点については少し行き過ぎているようにも感じますので、そういった注意も必要ではないかなあと思いますが、そのあたりをどのように考えておられるのか、お知らせをいただきたいと思います。 それから、関連して福祉車両の話も出ましたが、確かに課長の言われるのがいい方法だと思いますが、その場合に多分、今までの契約の中へ福祉タクシーを独自に頼むのが委託料に含まれてるのかどうか。それが含まれてない場合は、福祉車両の利用がふえればふえるほど事業者を圧迫するということになりますから、その点は今どのようになっているのかお伺いをいたします。 それから、県病院のことですが、助役の答弁で大体わかりましたが、漏れ聞くとこによりますと、県の方は職員の出向とかそういった問題も含めて三和病院の移管へ向けての準備室をつくると。そのためには、もう県の職員の配置も検討しなくてはならないので、今年度中にはそういった県の職員の派遣も含めて準備室をつくるというような動きもあるやに聞いておりますが、そこらの関連はどうなっているのか伺います。 ◎建設課長(橋本) じゃあ、私の方から最初の進入路の看板についてお答えしますが、議員ご指摘のとおりで、私も特に本庁の入り口、ここを小畠の町内を歩いてみても看板がない。旧三和町入り口というのが1カ所お宮のとこにありまして、合併の当時、それぞれ看板があったとこは県が書きかえをしてくれていますというか、要望によってやっておりますが、それ以外のものについては新設については当時されておりませんでして、このことは、合併しまして、それから各地から視察があっても神石高原町の役場がわからないということは私も大変聞いておりまして、このことは再三県に要望をいたしておりましたが、非常に新設ということになると困難なこともありましたが、町長も直接建設局の方で要望していただくこともありますし、私も維持課の方へ再三、それから上山助役も機会あるごとにこの道路改良工事にあわせて要望しておりまして、日にちは正式には言えませんが、10月に入って県は入札は終わったというふうに言われまして、看板の案を私の方に持ってきていただいておりまして、それの点検といいますかしておりますので緊急につくというふうに思いますが、ちょっと多少、最初は182号線の広域農道、神石高光に向けてのとこに看板を2カ所するようにしてあります。それから、同じく182号線ではあそこの豊松支所の入り口の看板がないということで、村上屋さんと通常言いますが、あそこに豊松支所の入り口の看板をされるようになってます。それから、同じく182号線で井関交差点、ここに神石高原町本庁の入り口の看板を東城方面からと山方面から、それから帝釈峡井関線と吉舎油木線の交点、ちょうど小畠になりますが、ここに左右両側に看板を設置していただくような具体的な看板の案を提示されておりますので、その確認をいたしまして、建設部の道路維持課の方になりますから、発注業者と協議が引き続いてなされとるというふうに思っております。この点については、以上、私が知り得とるといいますか、内容につきまして。 それから、27ページの小規模崩壊地の復旧事業でありますが3,067万円で、私も非常に残念に思っとるわけでありますが、平成18年度予算に対応、県の方に要望をしておりました額と結果として県が予算化した額に大きな開きがありまして、住民の方々にも非常に迷惑をかけております。基本的に工法によるよりも、当初の要望どおりの予算が県において予算化されなかったと。しかしながら、住民の方々は裏山等で非常に心配をされておりますが、これが県費補助がなければ2分の1ですから全額で個人でされるというたら大変な経費がかかろうというふうに思っておりまして、機会あるごとに要望しておりますけどが、結果として本年度見込みがありません。平成19年度に向けて要望を強くいたしておるところであります。 それから、災害に係る補正で、これもまことに議員ご指摘のとおりで私も反省をいたしておりますが、農地及び農業施設では40%の減の補正でありますし、土木施設災害についても36%の減ということ、これはご指摘のように当初見積もりから、それから査定設計を行いまして、査定を受けて申請額に対する査定額というものがありますが、非常に厳しい査定を受けております。それから、実施設計を踏まえまして入札による減も考えられますが、入札による減は5%前後でありまして特に大きな減ではありませんが、ことし被災をいたしました箇所は、特に件数は公共土木では少ないんでありますが、町道美野江線というのが、これが工事費ですと1,600万円で今発注をいたしておりますが、非常にこれは査定のときから工法によって非常に違うということで工法の協議をかなり行いまして、当時すぐ隣、旧油木町のときに災害復旧で直されております。被災状況はおおむね同じでありますが、工法の指摘によりまして、当時、旧油木町のときも半分ぐらいな額で査定が行われました。査定は原形復旧といいますか安全であればということで、以前はブロック等あって、その上にのり面とかありましたが、これがブロック等はなくして全部のり面ということで、これが大きな、これが2千万円前後の減額になっておりますので。 それから、農災につきましても、先般も久保田議員から指摘を受けました。私も同じ気持ちを持っておりますが、県が工事を行いました見内線の、これが入札を行いまして発注しておりますが1,600万円ちょっとですが、これが押さえ工法といいますか、これがのり枠とか、あるいはその後、査定で半分程度、山側については全部認めてもらえませんでした。裏が1カ所で3千万円程度の災害での査定での減額というふうなこともありまして、正式にはちょっと言えませんが、農災の場合は70%程度、一次、三次査定がありましたが悪いときは65%程度の査定率ということで、非常に今までの見方から査定も現況に安全にあればそれ以上のことは過年度債というふうなことで踏み切られるかと、非常に厳しくなって当然でもあると思うんですが、そのようなことで結果としてそういうふうな減額になっておりますが、議員ご指摘のように一部には私ども見積もりに多少誤りがあったかなということも反省しております。 以上です。 ◎企画課長(平井) おでかけタクシーについての2点のご質問でございます。まず、第1点目のチラシの件でございます。これにつきましては、事前にその業者の方から私どもの方にゲラの段階で相談がございました。一部勘違いをされるような部分があるので、それについては訂正をお願いしてやっていただいて、現在皆さんがごらんになってるもんでございます。指導ということでございますけども、私どもの事業に支障がある、あるいはその誤った広告をされてるということになりますと、これは当然訂正をお願いするわけでございますけども、内容的に企業努力をしてやられとるわけでございますから、それに対して私どもがとやかく言うことはできないという判断を持っております。さらには、その業者そのものも神石高原の商工会にも加入をいたしております。したがって、そういった意味合いからして、今回出されてるもんについては問題ないというふうに私どもは判断をいたしております。 2点目の福祉車両のことでございますが、現在、独自の契約というのはしておりません。ただ業者との話し合いの中で、車いすの要望があった場合には今の福祉車両を出してくださいということでございます。先ほど申し上げましたが、この福祉車両につきましては現在三和交通さんがお持ちでございまして、その契約の中で運行される場合に三和交通さんが組合の方へ請求をされてお支払いをされてるということでございまして、大体今、月に2万円ぐらいな該当があるそうでございます。今後さらに、この福祉車両の要望がどんどんふえてくるということになってまいりますと、新たにこの部分での契約というのを起こす必要があるだろうと思っておりますので、先ほども申し上げましたが、19年度以降慎重にその辺を取り組んでいきたいというふうに思います。 以上でございます。 ◎助役(上山) 次の質問で、県病院の出向を含めて県職が準備室の準備をしてるのかということでございましたが、そのことにつきまして私は一切聞いてございませんが、想像できるのは、11月の協議会でしたが私が発言したことがございます。そのときに病院事業局長がおりましたから、もし公設民営をするに当たっては準備室が要るだろうと、そういう結論になったら準備室が要るだろうと。そのときには優秀な県の職員を責任を持って派遣をしていただき、経営計画を含めて策定を町の職員と一緒にやっていただく必要があるという旨の発言をいたしましたから、それを受けて事業局の方で話が出てるかもわかりませんが、そういうことをしてるという話は聞いてございません。ですが、人事のことですから県の方は早いですから、例えばそういう職員が要るという部分があれば向こうも準備が要るだろうということもありますので含みを持って、12月の25日に人事室、それから税財政室、病院事業室というとこへ行って、そういう優秀なスタッフは確保を一応しといてくださいという話はしとこうかなというふうに思っておるのが現状でございます。 以上です。 ○議長(岡崎) ほかに質疑ありますか。            (「もう続けていくん」の声あり) いやいや、もうあったらここで。なかったら、いこうか思うんじゃが、あったら休憩にしようかのう思うんですが。休憩。あるん。 休憩といたします。 再開は13時15分といたします。(午後0時16分) ○議長(岡崎) 再開。(午後1時15分) 補正予算について質疑を受けます。 ◆9番(松本) 庁舎入り口の看板につきましては、合併協のときできてなかったのが残念な気はしますが、課長なり町長の努力で早急にできるということで一応安心をしておりますが、早く完成することを願っています。 それから、小規模の治山については担当課とすれば大変難しいといいますか、厳しいとは思いますが、県の方も一方的に都合でこれだけ予定しとったのをこれだけに落としたというのは、いかにもこの県の対応が一方的で腹が立つ思いもしますが、ここで言っても仕方がないとは思いますが、引き続き県に強く要望をしていただくことと、それから地元も多分待っとるというか期待をされていたと思いますので、そこらの経過についてはどのように説明をされてるのか伺います。 それから、査定につきましては誤解があったかもしれませんが、査定額の見積もりが高いからいけないということではなくて、これだけ国の査定が厳しくなったのかなあという思いがしますので、そうなるとこれからの対応もそのように考えて、査定を受ける前に地元への説明もそういったことも必要なのではないかなあというふうにも考えております。 それから、おでかけタクシーの件につきましては、確かに課長の言われるように企業努力でやったといえばそうなんですが、ほかな人から聞くと、大体商工会へ加盟をされておりますが、どうしてああによその町へ買い物に行くようなことをするものを商工会に入れたんかのうやというような声も実質には聞いていますが、そのことの規制はできないとは思いますが、やはりそういった点は注意して余りこの1社だけが独走をするといいますか、そういったことのないように、おでかけタクシーの中でのバランスもとっていただきたいと思います。 それから、福祉車両については月2万円程度ということで三和交通がおでかけタクシーの組合から支払われているとは思いますが、そうするとほかな部分がへこむんではないのか、その点と、それから恐らく当初の契約にはそれは見込んでいなかったと思いますが、そういった場合のこれからさらにふえた場合に、その委託料は増額というか変更されるのかどうか、そういった点を伺います。 以上です。 ◎建設課長(橋本) 松本議員の質問の中で、1点目についてはそういう状況でありますので、午前中の質問に引き続いてといいますか、私、1カ所2カ所、私の思いと違うとこありましたが、手元にまた資料がありますので見ていただければというふうに思っております。早急に実施できますよう引き続き要望してまいりますし、それから2点目の小規模崩壊地の復旧事業の関係でありますが、議員ご指摘のとおり、私も今日時点で減額補正をしなきゃあならないということは非常に残念に思っております。引き続き強く要望していくとともに、関係者の方に説明も十分行っていきたいというふうに思います。あわせて、災害復旧に係るこの減額につきましても、午前中にお答えしておりますが申請につきましては今後とも適正な申請に努めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ◎企画課長(平井) 松本議員のご質問でございますが、おでかけタクシー、2点あったと思います。まず、業者間での話でございますけども、これは現在地元6業者が組合を組織して、この私どものおでかけタクシーの委託業務を受けてやっております。この中で、現在十分バランスをとっていただいてやっておられるというふうに思っておりますが、いわゆるスタンドプレー的なものが先ほどあったと思いますけども、これにつきましてはやはりこの組合の中でうまく対応されないと、私どもの方から特別な指導というのはできないということで、お許しをいただきたいというふうに思います。 それから、2点目の福祉タクシーを利用してる件でございます。現在、契約をいたしております内容、当初の契約の方から申し上げますと、1日4台相当の車を借り上げるということでございます。借り上げとる時間は朝7時から晩の7時までの12時間であります。この間、2時間をワンサイクルとしまして、片道30分で走っていって15分かけてお客さんを積んで、30分かけて帰ってきて15分間でお客さんをおろすという1時間30分、それから残り30分がドライバーさんの運転手さんの休憩時間ということで、これを2時間をワンサイクルで考えております。そうして、2時間で12で割りますと6工程になりますが、これを120キロ、合計120キロを1台の車を積算をいたしております。ピーク時では、朝と昼の非常に申し込みが多いときには4台相当でありますが、そのときは4台目、5台目、6台目と出していただきます。逆に要望がない時間帯によりますと、これは1台、2台しか運行してないということで、1日に4台が480キロ、これを月大体26日ぐらいな計算になると思いますが、これで計算をしたものの中におれば、先ほどの福祉タクシーもその中で若干単価は違うとは思いますけども、小型タクシー並みの料金で計算されますとジャンボタクシーの方が割高になってまいりますので十分とは申しませんけども、介助が必要な方、あるいは車いすを乗せたりという手間を考えますと非常にロスは多うございますが、今のところそれで業者の方とは了解をいただいてやっております。ですから、今後さらに福祉タクシーの申し込みが多くなった場合には、やはりこのあたりのウエートが高くなってくるということで、さらなる見直しをして経費の中にはね返させていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆9番(松本) 先ほど、質問を落としたんですが、県の職員の出向ということですが、4月からの異動ということになりますと、県ではできれば年内ぐらいにそういった話ができてないと難しいのではないかなあというような声も聞いておりますが、逆にその出向が決まると、既定路線といいますか病院の移管というのが決まってしまうということになりますから、こちらの体制が固まってからそういうのを頼むのはいいんですが、もし県の方が独断的にもうそういうのを見込んでやっているというようでしたら、そこらはしっかり調整していただいて、まだうちの方はそういった方針というのはまだ決まっていないということで、今の協議会との動きと合わせながら進めていただきたいと思います。 それから、おでかけタクシーの件ですが、これは今後の参考というか見直しのときに考えていただきたいんですが、例えば1日4台で各旧町村1台としますと、特に旧油木町の場合は地形が悪くて、例えば仙養の方へ1台あって小野の方へ1台あると、大体どっこも午前中にということになりますと、例えば小野の方へ行きますと、行って病院へ連れていって上野の方へ行くと、もう10時11時になりますし、それ逆があっても同じだと思いまして、そこらがたまたま重なったときには非常に待ち時間が長くなるというような声も聞いておりますので、1日1台の対応ではこれは無理があるのではないかなあというふうに思いますから、今すぐというのも難しいかと思いますが、次の見直しのときにはそういった点も配慮していただきたいと思います。 ◎助役(上山) 病院の県職員の出向についてでございますが、県に言いには行くんですよ。要するに、一応心構えはしといていただきたいということだけは言っておかないと、もし4月に必要になったときに町が何も言わんけえしとらんだったということも困りますので、それだけは言っときますが、あくまでもスタンスは県が責任を持ってやるんだというところを押さえておきますので、県がもう町が受けるんじゃけえ、あとは知らんよという話じゃなくって、あくまでも県に責任があるんだよというスタンスでこちらは臨みますし、もし来とるからというて既定の事実じゃなくて、来て4月から仕事をしても、例えば経営策定委員会を新年度になって設けようということになったら、その中でも私は変更があり得るんだというぐらいな構えで県と話をしていきますんで、そこら辺は十分気をつけてやりたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆8番(木野山) それでは、1点だけお聞きをいたします。 21ページの魅力ある商店街づくり事業の使用料及び賃借料ですか、そこの建物借上料8千円、これ4カ月分の2千円というふうにお聞きしましたが、これはどこの借り上げでしょうか。 ◎企画課長(平井) これ、6月補正でお願いをしております魅力ある商店街助成事業の中で大きく事業が2つございまして、そのうちの一つのふれあい平和サロンを設置しようというもんでございます。これは小畠の町中にございます。現在、横浜へお住まいの山内啓己さんという方の一戸建てをお借りしまして、そのうちの1階部分を借りるもんでありまして125.02平方メートル、これをお借りするわけでございますが、12月から来年の3月までの4カ月間、月2千円ということで、この工事をします関係でお借りをするもんであります。この金額につきましては、先方の山内さんの方と協議をする中で、こういった値段でお貸ししましょうということで今回お願いをするもんであります。 ◆8番(木野山) 12月から3月までということなんですけど、ということは11月の段階で一応契約といいますか借りるということが確定をしたということなんですかね。それで、山内さん宅をお借りをしてふれあい平和サロンができるわけですけども、これは完成をすると、今年度中に完成をいたします。すばらしいものが完成するとは思うんですが、これの管理運営についての形は今後どうなるんだろうかというのが非常に関心もあるし心配もしているんですけども、町側としてはこれにどういうふうにかかわられるのか。また、このふれあいサロンにつきましてはどんなものができるかという段階においては、どういうんですか、補助事業なんですべては設計等も全部町側の企画の方でやられたのか、それともそれをこれから運用されようとされる受け皿のところへもいろいろ相談をかけられて、どんな形のものをしようかということになってできているのか。その辺のとこもあわせてお聞きしたいなと思います。 それから一つ、きのう、これからはもう借り賃だけではなしに電灯料とかいろいろ、いろんなものも展示をすればそれの保険代とかたくさんの管理料もかかると思うんですよね。それはどのくらいかかるんだろうかなということと、それはどこが負担をしていくんだろうかとか、その辺のところは頭に描いておられるんかなと。せっかくいいのができても、これ長続きしないとつくったことにはならないんで、そこら辺のところの考えもあわせてお聞きをしたいと思います。 ◎企画課長(平井) まず、先ほどもちょっと触れたんでございますけども、18年、本年の11月29日に、その前に7月31日付でこの事業の助成というのが決まっております。それを受けまして11月29日に、この建物のどういうふうな中を改造しようかということでからに業者の方を決定いたしております。この建築士の方と、その進め方というのはもちろん進めておりますし、それから今回この事業を進めるに当たりましては、もともとこの三和の小畠地区にございます商店街、商栄会を中心に、こちらの方に事業主体になっていただいてやっていただくような考えでおりましたが、この宝くじの自治の方がそういったやり方はだめなんだと、町の方が事業主体にならないとだめなんだということになりまして、私どもの方で進めております。その際、先ほど申し上げました設計等につきましても、地元の商栄会の代表の方を含める中でいろいろ協議をして進めております。さらには、山内さんの方との折衝事につきましても一緒にやっておるという状態でございます。 その中にありまして、先ほど申し上げましたようにもともと地元の方で事業主体になってやっていただきたいという思いがございましたので、本来的にはすべてそちらの方の運営でやっていただきたいと、維持管理費用についてもやっていただきたいという思いがございます。現在、これがまだ確実に決まっておるわけではございません。まだまだこれから折衝をしていかなくちゃいけない状況でございます。ただ、こちらとすれば今の平和サロンというものを当分維持していくためには、最初っからすべてそちらへというのは難しいだろうというふうに思っております。必要最小限の維持管理に伴う費用というのは、ある一定期間は負担をしていく必要があるのかなあというふうには思っております。したがって、これから先、19年度予算等についてその辺の折衝をこれからしてまいりたいと思っております。ただ、ボランティア活動というのを大前提に考えておりますので、人件費等、そういったもんについてのかかわりは持たないということでございます。 それから一つ、重松さんのお持ちの貴重な資料等をお借りする場合がございます。そうすると、その貴重な資料を保管をしなくてはいけない、管理しなくてはいけないというふうなことがございますので、ある程度そういった意味での費用というのは町が負担すべきかなあというふうに思っております。いずれにいたしましても、これから地元の商栄会を中心にして協議を重ねてまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆11番(瀬尾) 1点だけお聞きしたいんですが、29ページの中学校寄宿舎、賃金90万円も減額ですがこれはこれとして、寄宿舎費が予算的に約1千万円かかるわけで、実態的には通年は余り少なくて冬期というのがもっと多くなると思いますが、スクールバスも非常に充実してきておりますから、この寄宿舎の存廃問題、補正で聞くのはいかがなものかと思って聞くんですが、大体3月に聞きゃあええんですが瀬踏み行為みたいなもんで、今聞いとけば3月に一定の方向が出るかなあと思うてお聞きするんですが、そういった状況の中でスクールバスでカバーできるんじゃないか、あるいは聞くとこによると兄弟でも1人はスクールバス、1人は寄宿舎というようなことも聞いておりますし、そういった実態の中では寄宿舎制度そのものはなくてもいいんじゃないかというふうに思いますが、その辺の見解をお聞きしたいと思います。 ◎学校教育課長(宗田) じゃあ、お答えしていきたいと思います。 今、寄宿舎の問題等なんですが、さっきも言ったように年間1千万円等々費用で、スクールバス等の対応によって何とかなるんでなかろうかなというご意見だと思うんですが、今寄宿舎の問題、そしてスクールバスの問題については、学校再配置等検討委員会の中において、今後の神石高原町の学校体制のあり方等について検討していただいておるわけであります。まず、先ほど言いました寄宿舎の件でありますが、小学校においてはスクールバスで全生徒というか該当者は通学しておるわけなんですが、中学生についてはスクールバスが使っておりません。といいますのは、中学校の生徒につきましてはバス等による通学、そして自転車通学であります。そして、遠く、現在入居しておりますのが8キロ、10キロ、12キロ、そういった生徒が現在15人入っております。その子らについて、先ほど言いましたスクールバスの確保等について今後考えていきたいというふうに思っております。現在の段階においては、そういった通学に対する確保というものができてないので、現状の寄宿舎を運営しとるという状態であります。先ほど言いましたように、8月4日の時点で再配置検討委員会を立ち上げ、大体6回の検討委員会を重ね、来年の6月ごろには委員会の中で、スクールバスと寄宿舎の問題等を踏まえまして答申が出されるのではなかろうかなというふうに思っていますので、それを踏まえながら検討し、改善等をしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆11番(瀬尾) 再配置検討委員会での検討と一緒にというんですが、本質的に違うと思うんですよね。この小学校の再配置というのと、寄宿舎というのは1カ所しかないわけですから、これはその中で検討するにしても先行して早く結論出すべきだろうと思いますし、果たして再配置の中でするのはいかがなものかとも思うんですが、一応その中でやって来年の6月ぐらいには方向というのは出るように課長言われたんですが、少なくとも寄宿舎の問題だけはその辺よりか、来年の当初というわけにいきませんが6月ぐらいまでには結論出して、結論というのは廃止か存続かと思いますし、結果的には廃止という方針以外ないと思いますが。ただ、再配置の中でも優先的にこれは取り組んでもらわないと基本的に問題が違うと思いますので、その辺をご検討願いたいと思います。 ◎学校教育課長(宗田) まず1点、先ほど答弁の中で検討の段階なんですが、ことしの9月となりました路線バスの廃止等に伴いまして、スクールバスの関係についても検討をしておりました。といいますのは、神石地区の中の通学バスの関係等についても路線廃止されるということになれば、当然そのバスを利用した中学校の生徒もおります。そういった対象にした部分で一応検討はしております。そういった検討も踏まえ、また学校再配置等検討委員会の中においても検討されるということで、中で今後進めていくということで答弁にかえさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第139号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第2、議案第140号平成18年度神石高原町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) それでは、議案第140号案件の提案理由を申し上げます。 平成18年度神石高原町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の内容は、次のとおりです。 事業勘定、補正予算額減の600万円、補正後予算現計13億1,888万6千円。 12月補正、事業勘定は保健衛生普及費629万7千円を減額補正し、職員人件費16万5千円、総務一般経費13万2千円を追加補正しています。これらの補正財源は、県支出金375万8千円、繰入金224万2千円を減額補正をしてございます。 詳細につきましては、福祉課長より説明をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◎福祉課長(西本) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第140号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第3、議案第141号平成18年度神石高原町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第141号案件の提案理由を申し上げます。 平成18年度神石高原町介護保険特別会計補正予算(第3号)の内容は、次のとおりでございます。 保険事業勘定、補正予算額47万円、補正後予算現計17億505万1千円。 12月補正、保険事業勘定は、職員人件費47万円を追加補正してございます。この補正財源は、繰入金47万円を追加補正しています。 詳細につきましては、保健課長より説明を申し上げます。よろしくお願いを申し上げます。 ◎保健課長(馬屋原) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第141号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第4、議案第142号平成18年度神石高原町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第142号案件の提案理由を申し上げます。 平成18年度神石高原町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の内容は、次のとおりです。 補正予算額減の2億6,559万円、補正後予算現計2億3,233万1千円。 12月補正、職員人件費32万6千円、水道未普及地区解消事業2億6,526万4千円を減額補正してございます。これらの補正財源は、国庫支出金1億560万6千円、繰入金8,348万4千円、町債7,920万円を減額補正し、分担金及び負担金270万円を追加補正してございます。 詳細につきましては、環境衛生課長が説明をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◎環境衛生課長(加村) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第142号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第5、議案第143号平成18年度神石高原町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第143号案件の提案理由を申し上げます。 平成18年度神石高原町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の内容は、次のとおりです。 補正予算額24万8千円、補正後予算現計2億5,319万1千円。 12月補正、施設維持管理経費24万8千円を追加補正しています。この補正財源は、繰入金80万円を減額補正し、分担金及び負担金80万円、諸収入24万8千円を追加補正をしてございます。 詳細につきましては、環境衛生課長より申し上げます。よろしくお願いをいたします。 ◎環境衛生課長(加村) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第143号は原案のとおり可決することに決しました。 ここで休憩といたします。 再開は14時30分とします。(午後2時15分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午後2時30分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第6、議案第144号神石高原町手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第144号案件の提案理由を申し上げます。 住民基本台帳の一部を改正する法律が平成18年11月1日に施行されたことにより、引用条文を変更する必要が生じたため、神石高原町手数料条例の一部改正案を提案するものであります。 詳細につきましては、住民課長より説明をいたします。よろしくお願いをいたします。 ◎住民課長(前原) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第144号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第7、議案第145号神石高原町営住宅設置及び管理条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第145号案件の提案理由を説明をいたします。 下豊松中筋地区の地籍調査の完了に伴い、このたび成果の登記がなされ町営住宅の土地の地番が変更になったため、神石高原町営住宅設置及び管理条例等の一部改正案を提案するものであります。 詳細につきましては、建設課長より説明をいたします。よろしくお願いをいたします。 ◎建設課長(橋本) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第145号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(岡崎) 日程第8、議案第146号字の区域及び名称の変更について(油木・神石地区)を議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第146号案件の提案理由を申し上げます。 平成17年度に実施した地籍調査地区で、神石高原町大字油木のうち市場、福本、細田の一部、大字安田のうち安田下の一部及び大字福永のうち宮地、滝合の一部について一筆地調査が完了し、これに伴い字の区域及び名称の変更をしたいので、法令の定めにより提案するものであります。 詳細につきましては、産業課長より説明を申し上げます。よろしくお願いをいたします。 ◎産業課長(福島) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆13番(片山) 議案第146号のところの別表というか、その下の1ページのとこを見ると上欄と下欄とあって下欄のようにするというんで、耕地部で大字というのはあるんですが、大字というのはもう合併のときに使わんようにしたというように私は認識しとるんですが、この辺が耕地部と宅地と違うんかな思うんですが、よくわからんのです。 ◎住民課長(前原) 住民票等の住所におきましては大字の表記をしないということになっておりますけども、大字というものはこういう土地の登記上では存在しております。表記をしないということを合併のときに約束して、住民票等で大字を省略して記載してるということであります。 ◆13番(片山) だから、地籍調査が完了して、住民との約束に基づいて今課税等もやってないわけだから、地籍調査が完了した時点においては、またこの大字とかという文言は消えるということです。ちょっとよくわからない。 ◎住民課長(前原) 土地の表示におきましては大字が残って、住居表示では大字が消えてるということであります。            (片山議員「わからん。次にしてください」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第146号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第9、議案第147号福山地区消防組合規約の変更についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第147号案件の提案理由を申し上げます。 地方自治法及び消防組織法の一部が改正されたことに伴い、福山地区消防組合規約の改正整備の必要が生じたため、同組合規約の一部改正案を法令の定めにより提案するものであります。 詳細につきましては、総務課長より説明をいたします。よろしくお願いを申し上げます。 ◎総務課長(垰本) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第147号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第10、議案第148号広島県後期高齢者医療広域連合の設立についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第148号案件の提案理由を申し上げます。 広島県後期高齢者医療広域連合の設立に当たり関係地方公共団体と協議するため、同広域連合の設立及び規約案を法令の定めにより提案するものであります。 詳細につきましては、福祉課長より説明をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◎福祉課長(西本) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆9番(松本) 参考までにお尋ねするんですが、他の都道府県においても大体同じ内容で同じような時期に向けて設立が行われてるのでしょうか。 ◎福祉課長(西本) 県内どこの市町も、この時期に議決をいただくというふうに……。 ○議長(岡崎) 都道府県。 ◎福祉課長(西本) 都道府県の議決状況でしょうか。            (松本議員「他の県、よその県と同じことをお伺いしたい」の声あり)            (「広島県以外」の声あり) 他の県の議決状況につきましては、大変残念ながら今資料を持ち合わせておりません。それぞれの負担割合とか、そういうものは私の方に資料を持っておるんですけど。 以上でございます。            (「他の県は、どうしとるかということを」の声あり) ○議長(岡崎) そのことがわかる。きょう、すぐ聞きゃわかるでしょう。            (「休憩してください」の声あり) 休憩して。(午後3時06分) ○議長(岡崎) 再開。(午後3時09分) ◆11番(瀬尾) 規約そのものはスタイルでいいんですが、一番もとがようわからんのんですが、75歳以上の医療の関係で国保なり社保なり共済なりあって、この事務が医療給付に関する、保険料の賦課に関する、その辺の医療制度とこれというのはどがあ、どういうふうになるんでしょうか。75以上が高齢者医療ということで、他の制度とちょっと私ようわからんのんですが、その辺わかるように説明してもらえませんか。 ◎福祉課長(西本) それでは、簡単でございますけど説明をさせていただきますが、後期高齢者医療制度の目的ということで説明をさせていただきますと、現行の老人保健制度では市町村が支払う老人医療費について、患者負担を除きまして公費と保険者からの拠出により負担されてきておりますけど、保険者からの拠出金の中で現役世代の保険料と高齢世代の保険料は今まで区分はされておりませんでした。それで、現役世代がどこまで負担すればいいのか、現役世代と高齢世代の負担が不明確でございました。そして、医療費の支払いを行う市町村と実際の費用の負担を行う保険者が分かれているために、だれが財政運営に責任を持っているのか不明確という問題が生じておりました。このために、75歳以上の後期高齢者につきまして独立した医療制度を創設して、給付費については高齢者の保険料を1割、現役世代からの支援金というものを4割、そして公費を5割という割合で負担することとして、高齢者の保険料と支え手である現役世代の負担を明確にしたものでございます。これは、都道府県単位ですべての市町村が加入する広域連合を運営主体とすることによりまして、財政運営の安定化と責任の明確化を図るというものでございます。 以上でございます。 ◆11番(瀬尾) 私、よう聞いてもわからんのんですがね。例えば、国保や社保とか共済いろいろあるんですが、国保でした場合に75と74歳以下と別口になるという意味ですか。その医療の給付とか保険料の賦課に関する事務なんかをする75という一つの高齢者医療というラインが敷かれたんで、全く別の制度になるんか。これが昭和57年の法律ができとるの大分昔の法律で、今ごろこれをやるというのもわからんし、今の説明でもどうもよう理解できんのんですが。それ以上、わかりやすい説明はありませんか。 ◎福祉課長(西本) 簡単に言いますと、今まで国民健康保険に入っておられた方、そして一般に言う社会保険に入っておられる方、国保組合に入っておられる方、この方すべてが75歳になりましたら、今までの考えと違いまして全く国民健康保険、社会保険、それらから切り離して後期高齢者の医療制度に全部移ってしまうということでございます。ですから、今までの国民健康保険に加入されておる方は、もう国民健康保険の加入というものはなくなるということでございます。これが平成20年4月から実施ということで、19年度につきましてはまだ準備段階というふうにとらえていただければ非常にわかりやすいかとは思いますが。 以上です。 ◆11番(瀬尾) さっきの負担率が1割だというのを聞いたんですが、75以上は1割負担ということになるんですか。 ◎福祉課長(西本) この保険料につきましては、所得によってまたそれぞれに変わるということでございますので、一律に幾ら幾らというふうなことにはなりませんので。 以上でございます。            (「1割が何割かに上げる」の声あり) ○議長(岡崎) 休憩。(午後3時15分) ○議長(岡崎) 再開。(午後3時23分) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第148号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第11、議案第149号広島県市町公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増加及び組合規約の変更についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔議案を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◎助役(上山) 議案第149号案件の提案理由を申し上げます。 広島県市町公務災害補償組合を組織する地方公共団体のうち、平成19年2月1日から広島県後期高齢者医療広域連合が加入することに伴う、同組合を組織する地方公共団体の数の増加並びにこれに伴う条文の整理及び消防組織法等の一部が改正されたことに伴う引用条項の整理による同組合規約の一部改正案を、法令の定めにより提案するものであります。 詳細につきましては、総務課長より説明をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◎総務課長(垰本) 〔詳細について説明〕 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第149号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第12、発議第7号障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書の提出についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔発議を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◆9番(松本) それでは、ただいま提案しました障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書についての提案理由の説明を行います。 本年4月から障害者自立支援法が施行され、8カ月が経過しようとしています。このわずかな間にも福祉サービスを利用していた障害者の生活にさまざまな変化が起きています。一番大きいのは、利用者の1割負担の発生により障害者やその家族に大きな負担が強いられるようになり、生活を圧迫しています。その結果、サービスの日数を減すなどの自衛手段をとらざるを得ない状況になっています。また、事業者側も単価の改正などで経営がより厳しくなっています。本町の通所授産施設でありますゆき作業所、神石作業所なども存続が危ぶまれるような状況になっています。通所する障害者の収入は1カ月1万円程度で、これが1割負担となりますと、毎日四、五百円の負担が押しつけられます。わずかな収入を得るためにもその負担金を払って通所することになりますし、中にはタクシーに乗って通っておられる方もあります。それでも、作業所に行くことによって触れ合いが進み、社会参加への足がかりになり、生きがいにもなっています。障害者が社会参加するためにも、移動支援は国の責任において保障することが求められます。こうした作業所の運営が厳しくなりますと、町としてもほっておくことはできなくなると思います。このような実態から、意見書にも述べてありますように多くの自治体が独自の軽減策を講じています。こうした状況から、政府・与党にも改正に向けて動き始めてはいます。こうしたときだからこそ、障害者の実態に即した改正が行われるよう政府に対して意見書を提出するものであります。 本町におきましても、先日の議会で町長は弱者の立場に立って独自の支援策を考えると答弁をされています。この自立支援法で十分にカバーされれば自治体の持ち出しは少なくて済みます。そういった意味からも、改正を強く求めたいと思います。 また、本町の知的障害者家族の会及び障害者家族会、社会福祉法人あらくさ、社会福祉法人よつば会からも障害者自立支援法の見直し、応益負担制度の改善を国に対して上げてくださいという要望書も議会議長と町長あてに提出をされています。こうした障害者や家族の皆さんの切実な要望にこたえるためにも、本町議会として意見書を提出すべきだと思いますので、皆さんの慎重なご審議をお願いしまして提案説明といたします。 ○議長(岡崎) 補足の説明がありますか。 ありませんか。 質疑を求めます。 ◆3番(寄定) 障害者自立支援法への取り組みに対しては敬意を表しますが、何点か疑問がありますので、失礼は覚悟で質問させていただきます。 まず第1に、趣旨説明文において、本年8月国連特別委員会では障害者の権利条約案の合意をなされ、年内に国連総会で条約が採択される予定となったとありますが、既に12月13日、国連総会で採択されました。この意見書の文言は12月13日以前のものと思われますが、なぜ改正、訂正、差しかえをされないのか伺います。 第2点目、記1のノーマライゼーションとはどういう意味なのかお聞きします。また、真のノーマライゼーションのためにこそ、同法の円滑運用が望ましいのではないでしょうか。 3点目、記1で同法の見直しを根本的に行うとありますが、12月1日、自民、公明両党は利用者負担の軽減などで合意し、政府に対し、その実現を強く求めました。予算面で言うと、今年度補正予算を含め2008年までの3年間で、国費ベースとして1,200億円の補正予算を確保するよう求めています。そして、円滑運用の柱として利用者負担の軽減、事業者に対する激変緩和措置、さらに小規模作業所などが新たな事業体系へ移行するための緊急的な経過措置の3つを掲げており、見直しは大きく進んでいると思いますが、どのような認識をされてるのか伺います。 4点目、記2で授産施設など就労支援に係る利用者負担については軽減を図るよう見直すこととありますが、利用者負担については現在も軽減を図られています。また、先日の国会質問でも授産施設の工賃に見合った利用者負担に軽減すべきと、公明党としても提案しています。また、移動支援について、記2と記5の生活支援事業の移動支援と2回同じことが取り上げられておりますが、1つにまとめるべきではないでしょうか。また、移動経費を国の義務的経費とするよう求めていますが、現在でも移動経費の半分は国が負担しています。この点についても見解を伺います。 5点目、記3では知的障害や精神障害の判定が実際の障害程度より軽くなるなど生活実態を反映することが非常に難しいとありますが、2次判定での中で知的障害者の43%、精神障害者の52%が上位区分に変更できています。この結果を見ても、実態を反映することが非常に難しいとは言いがたい状況ではないでしょうか。 6点目、最後ですが、障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書となっていますが、法の不備をただしたり見直しを求めたりするためには、障害者自立支援法の円滑運用と利用者負担の軽減を求める取り組みの方が現実的かつ建設的なのではないでしょうか。このような意見書により、抜本的な法の改正が実現可能だと思われてるのか。また、我々議員にはこのような意見書の提出しかなすすべはないのでしょうか。 以上、6点伺います。 ◆9番(松本) 執行者じゃありませんから十分満足な回答が得られるかどうかはわかりませんが、一応回答させていただきます。 国連の条約の採択でありますが、これは確かにそうなっておりますが、これはそういったことでその以前につくったものかと思いますが、そういった状況だから障害者の格差をなくするためにぜひ取り組んでいただきたいということであります。 それから、2点目のノーマライゼーションですが、これは健常者と同じような障害者の方も普通の生活ができるという、そういった意味であります。 それから、12月に政府・与党がこれの改正に向けて動いているということでありますが、まだ具体的な法整備もできておりませんし具体的な策ができておりません。ですから、それに向けてさらにこういった実態を訴えながら、それに即した改正を求めるものであります。 それから、移動支援というのが2カ所にありますが、これは5項の分は地域生活支援事業の中に相談支援、移動支援が含まれているということでありまして、括弧書きで載せているとおりであります。ということで、2項へあるのは、特に移動支援を国の義務経費として積極的に取り組んで社会参加への保証をしていただきたいということであります。 それから、知的障害者、精神障害者の判定というのは、今後また介護保険の方でも見られるようになると思いますが、実質そうはいいながらその時点での判定のときだけの状況ではなかなか判定は難しいと、知的障害あるいは精神障害の分は長いといいますか、一定スパンを見て判定をしないと非常に難しいということがございまして、これは見解の相違もあるかと思いますが、寄定議員では十分できているというふうに言われますが、これは私たちの判断では完全にできているとは言いがたいというふうに思っております。 それから、意見書の提出というのはやはり地方議会に与えられた一つの権能としてあるわけですから、そういった政府に対してはやはりこの意見書の提案というのも議会活動の大きな活動の一つだと思いますし、これを出したことによってすべてが、法律が変わるとは思っておりませんが、議会活動としてできる有効な手段だとは思っております。 以上です。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆13番(片山) 私は、極めて初歩的な質問をするわけですが、本日の補正予算の審議の中においても、この法律が悪法であるかどうかということを課長にただしたわけですが、行政の立場にある人がそれは悪法であるというような答弁はできないわけでありまして、しかし、この障害者自立支援法が制定される以前に、馬屋原現保健課長が福祉保健課長をされとって、この法律は障害者自立支援じゃなくて障害者阻害支援法、どういう文言だったかはっきりは覚えないんですが、とにかく平たく言えば悪い法律であるということを言われたように記憶しておるわけでございますが、しかし、我が日本国はこれは法治国家にございまして、この法律がどのようなプロセスを経て制定されたかという詳しいことは存じませんけれどもが、やはり政府が4月につくってもう12月には変えてくれという、もしこれを聞き入れてくれたならばいわゆる朝令暮改になるわけで、法治国家としての存在はどうなるんかという1点だけ、私心配なんです。これは、もちろんすぐ改正に向かうとは思えませんけれどもが、しかしこれを、先ほど各種の団体を言われましたけれどもが、それがかなり精力的にこの法律に対しては疑問をぶつけられたりして、いろいろと運動を展開されたと思うんです。しかし、これは議会は多数決の原則でございますから、この法律が通って施行されておるということです。ですから、提案者に1点だけ、この法律は悪い法律なんかどうかということだけをお伺いいたします。 ◆9番(松本) なかなか簡単なようで難しい質問ですが、確かに字を見ると障害者を自立させるための支援というふうに書いてありますが、障害者の皆さんから聞くと、こんな法律では自立はできないと、もっと本当に障害者の自立へ向けてすんなら、先ほどの応益負担の問題とかそういった問題を改正してほしいという要望も出ておりますし、私もそう思っております。よい法律か悪い法律かというのは言いにくい面もありますが、障害者にとって今までよりよくなった法律とは思えません。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。 ◆3番(寄定) 障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書に反対の立場で意見を述べさせていただきます。 障害者が地域で安心して生活できる体制整備を目指す障害者自立支援法は、ことし4月に施行されましたが、公明党は障害者団体や事業者団体から、さらなる負担軽減や経営支援を求める要望を受け、自立支援法を円滑に運用するための措置の実現に全力を挙げてきました。 8月14日、前川崎厚生労働大臣に障害者自立支援法の利用者負担の軽減措置などの緊急申し入れを行いました。私は、この緊急申し入れに際し、多くの障害者の方の不安や悩みを聞き、小規模作業所の責任者や職員の方々の意見や数々の要望を受けて、浜四津代表代行、冬柴前幹事長らとともに申し入れに臨んだ山本ひろし氏に託しました。 8月18日、斉藤鉄夫衆議院議員、現公明党政調会長を本町に招き、ゆき作業所において懇談会を行いました。福松所長を初め職員や通所利用者の方々の切実な訴えに真剣に耳を傾けていた斉藤議員は、皆さんの声を必ず生かすよう努力をしますと力強く約束しました。 9月25日、公明党の主張を受け、安倍政権発足時の自民党との政権合意に、障害者自立支援法を円滑に運用するための措置を講ずると明記されたほか、11月24日、2006年度補正予算編成に対して与党が政府に行った重点要望の中にも、自立支援法の円滑運用のための措置が盛り込まれました。 そして、12月1日、自民、公明両党は、障害者自立支援法の円滑運用と利用者負担の軽減に対して、2006年から2008年度までの3年間で1,200億円の補正予算を政府に求めることで合意しました。その円滑な運用の柱として、1、利用者負担の軽減、2、事業者に対する激変緩和措置、3、小規模作業所などが新たな事業体系へ移行するための緊急的な経過措置をとることの3つを掲げています。事業者に対する激変緩和措置などは、国が具体的な対策内容を示した上で基金を創設する。そのため、2006年度補正予算に960億円を計上する。また、利用者負担の軽減、2年間で240億円については、恒久的な措置とするため補正予算に計上するのではなく2007年度及び2008年度当初予算で対応する方向になり、2006年度補正予算は、昨日12月20日、閣議決定されました。 また、12月6日の衆議院厚生労働委員会で、公明党の福島豊委員は障害者自立支援法の円滑な運用に向け、2006年度補正予算や2007年度当初予算における政府の取り組みを強く求めました。10月から全面施行されたが、法の施行後も結果として利用者の手控えなどの利用抑制につながってはならないと述べ、きめ細やかな対応の必要性を強調しました。その上で利用者負担を軽減するため、負担感の大きい通称在宅サービスの負担上限額の引き下げや授産施設の工賃に見合った利用者負担の軽減をすべきと提案しました。柳沢厚生労働大臣は、この提言は利用者の負担軽減を図る上で有効な対策である、提案内容を十分踏まえ必要な措置を講じたいと答弁された。さらに、法施行に際し、通所施設に通う障害児の負担を保育所の保育料程度に軽減したが、今も負担感から利用を控える事態が起こっていると指摘し、さらに負担軽減への配慮が必要であると訴えました。柳沢厚生労働大臣は、さらなる追加措置を講ずべきとの福島委員の質問をすべて受けとめ、障害施設の利用負担についても必要な措置を講じると答弁された。さらに、施設を運営する事業者への支援として、新たな報酬体系により大幅な収入減で経営が困難になっている事業者への激変緩和措置や、新たな事業体系への移行をちゅうちょする小規模作業所の保障措置を講じたいと、障害者自立支援法の円滑な運用と利用者負担の軽減、そして事業の安定化などへ取り組む決意を述べられた。 ノーマライゼーションとは、一般的には障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人が、社会の中で他の人と同じように生活をし活動することが社会の本来のあるべき姿であるという考えを言います。発端は、1950年デンマークで知的障害者の親の会が巨大な知的障害の施設、コロニーの中で多くの人権侵害が行われていることを知り、この状況を改善しようという運動からスタートしました。日本の障害者福祉の歴史をさかのぼっても、障害者は健常者と区別され、福祉施策も施設への入所を中心とされています。障害者であろうと健常者であろうと、同じ条件で生活を送ることのできる成熟した社会に改善していこうという営みのすべてをノーマライゼーションと言います。障害者が、障害がありながらも普通の市民と同じ生活ができるような環境づくりこそが、真のノーマライゼーションの目的なのであります。行政としても、ノーマライゼーションの理念に基づき人権を配慮した適正な医療の確保を初め、障害者が住みなれた地域で社会参加してそれぞれのライフステージに合ったサービスを受けることができるよう、自立と社会参加に向けた取り組みが重要であると言われています。真のノーマライゼーションのために、障害者自立支援法の円滑運用こそが最も必要なのであります。 障害者の自立支援に取り組むNPO法人ミラソル会の一杉理事長は講演で、障害者自立支援法について、これまでの福祉行政の中では精神障害者が抜け落ちていたが、3障害、知的、身体、精神が一元化されたのはとてもすばらしいことだ。大歓迎の法律であり、高く評価できると指摘、さらに国民の血税を使いながら障害者を授産施設や作業所に囲い込み、死ぬまで自立させないというのがこれまでの福祉のあり方だったが、働きたい人を社会に押し出していくのが本来の自立支援であるべきだと強調されています。 障害者自立支援法に対する無認識ゆえの悪法であるかのごとき批判をよく耳にします。批判するのはたやすいことでありますが、しかし、それでは障害者の方にいたずらに不安を与え、苦しめる不幸な結果となるのではないでしょうか。私の身近なところでも、障害者の家族が将来に不安を抱き、次々とみずからの命を絶つ不幸な出来事が起こりました。障害者本人はもちろんのこと、家族の方の苦労や心配、悩みははかり知れないものがあります。生まれてきてよかったと心から喜べる人生を送ってもらうため、政治、行政の光の当たらない人たちに少しでも手を差し伸べることのできるよう全力で取り組まねばと決意しております。利用者負担の軽減や事業者に対する激変緩和措置などの対応が補正予算などで具体的になっている現在、このような意見書は既に時を失っており、意見書のための意見書であると思われても仕方ありません。このような理由から、障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書に断固反対するものであります。 以上。 ○議長(岡崎) 討論を求めます。 ◆6番(赤木) 賛成者の立場から、賛成の意見を少し言わせていただきます。 この意見書は、障害者の実態とそぐわない部分が多いというもとに今回提出するわけでございますが、先ほど寄定議員の話の中では、これすべて悪い法だというような表現がございましたが、すべてが悪法だと言っているわけではありません。その中で、多くの地方自治体が独自の負担軽減策を講じている、また講じようとしている状況を見たときに、内容に不備があると思います。ちょうど今、法の円滑運用をするべきだという話がありましたが、今の説明の中で数多くの内容が含まれておりました。これほどの円滑運用のための策を入れるというのは、法律をもう一度根本的に見直すべきじゃないかなというところで、そういう改正も視野に入れて、これから政府の方へ新しい方向でこの法を根本的に見直してもらいたいという、これは時宜を得た意見書であると思っております。地方議会からのこういった意見を少しでも多く訴えながら、政治を行って、国政を行ってもらいたいものだと思っておりまして、私は多くの理由は語りませんが、そういった意味からこの意見書提出に賛成であります。終わります。 ○議長(岡崎) 討論を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、発議第7号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第13、発議第8号日本とオーストラリアのFTA交渉において農林水産物を含む重要品目の関税撤廃の例外化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(福場) 〔発議を朗読〕 ○議長(岡崎) 提案理由の説明を求めます。 ◆5番(豊田) 日本とオーストラリアのFTA交渉において農林水産物を含む重要品目の関税撤廃の例外化を求める意見書案について、提案理由の説明をいたします。 我が国とオーストラリアの両国政府は、12月12日、関税撤廃を原則とする自由貿易協定、FTA締結交渉を来年から始めることになりました。外国から輸入されている農林水産品は、大半が関税がかけられ価格がある程度保証され、我が国の農業と地域経済が保たれております。オーストラリア政府は、こんなことは関係なく関税撤廃は例外も認めない方向で強い姿勢であります。日本は、オーストラリアから石炭、鉄鉱石、液化天然ガス、アルミニウムなど資源エネルギーを輸入しており、これらは既に無税であり、FTA交渉に入ると農林水産物を対象となり、我が国は厳しい局面に追い込まれてしまいます。既に食糧のほとんどを海外に依存し、農業が成り立たなくなり、今こそ日本の農業が必要という問題を真剣に議論し、食糧の安全供給を含め、今後の日本農業の役割を考えるべきであります。農業を大事にしない国が美しい国づくりができるでしょうか。先進国では最低水準の食糧自給率を、さらに下げようとしております。FTA交渉で重要品目は除外という強い姿勢で、守るものは絶対守るんだという意気込みで臨んでもらいたい。また、各県議会でも意見書、要請書等が採択され、国に提出されております。市町村長も同様に、数多く議会において採択されております。我が神石高原町議会も議員の皆様方、日本とオーストラリアのFTA交渉において農林水産物を含む重要品目の関税撤廃の例外化を求める意見書の提出にご賛同いただきますようよろしくお願いをいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(岡崎) 補足の説明がありますか。 ないようでしたら、質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、発議第8号は原案のとおり可決することに決しました。 お諮りいたします。 以上で今定例会に付議されました全議案を議了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により会期を残しておりますが、会期中の閉会とすることにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(岡崎) ご異議なしと認めます。よって、本定例会は本日をもって閉会をすることに決します。 ご苦労さまでした。            午後4時03分 閉会   以上、議会の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。    平成18年12月21日               神石高原町議会議長               神石高原町議会議員               神石高原町議会議員...